終了しました。ご協力ありがとうございました。
2019年度 アカガエル産卵前線
2019年シーズン(2018年11月~2019年5月)
更新日:2019年5月30日
前回の更新で、4月以降も更新すると告知しながら、結局、今日まで更新できませんでした。期待していた方にはお詫び致します。さて、今回は4月1日以降に届いた産卵情報をまとめて報告いたします。まず、ニホンアカガエルの産卵は4月19日の新潟県十日町市のみでした。ヤマアカガエルは、長野県、栃木県、群馬県、新潟県、富山県、青森県から報告がありました。寒い地域では、4月以降も産卵が見られたようです。エゾアカガエルは、千歳市や陸別町から報告がありました。最後に、これまで報告がなかった沖縄島のリュウキュウアカガエルの産卵情報が届きました。ヤンバルでは昨年12月15日から21日にかけて産卵があったもようです。詳しくはテキスト版をご参照下さい。
昨年11月に始まったアカガエル産卵前線もこれで終了となります。カエル探偵団の団員の皆さんやこのサイトを見てご報告いただいた方にお礼申し上げます。来シーズンもよろしくお願いいたします。
更新日:2019年5月30日
3月最後の更新です。情報は少なく4件だけでしたが、エゾアカガエルの産卵場所が増えました。帯広市で産卵が確認されたそうです。ここは毎年情報を頂く場所ですが、去年より4日早い産卵でした。まあ、平年並みでしょう。その他のアカガエルの情報には目立った動きはありませんでした。明日から4月です。新しい環境を迎える方も多いと思います。時間があれば、その近くの田んぼなどにお出かけ頂き、もし、アカガエルの卵を見つけたら、カエル探偵団までお知らせ頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。なお、4月からは毎週ではなく2週間に1回程度の更新になります。
更新日:2019年3月24日
お待たせしました。ついにアカガエル産卵前線は北海道上陸です。札幌市でエゾアカガエルが産卵しました。実は産卵が確認されたのは3月12日だったのですが、その報告がカエル探偵団に届いたのが3月22日でしたので、今回お知らせすることになりました。
それにしても早い産卵です。確認したところ、去年より5日、一昨年より12日早くなっています。エゾアカガエルの産卵は1990年代は4月に入ってからでしたが、2000年代に入ると3月下旬に産卵されるようになり、最近では3月中旬に近づいています。地球温暖化の影響と軽々に言うのはどうかと思いますが、その可能性は高いと言わざるを得ません。春先に産卵する両生類はとても気温に敏感な生物なのです。
さて、これで昨年11月に始まった今シーズンの日本全国アカガエル産卵前線は終点にたどり着きました。カエル探偵団の団員の皆さん、このサイトをご覧になって情報をお寄せ頂いた皆さんにお礼申し上げます。一応、これで区切りとはなりますが、積雪の多い地域や山間地などではこれからアカガエルが産卵する所もたくさんあります。5月くらいまでは更新を続けますので、お近くでアカガエルが産卵したら、是非、ご一報いただきますようお願いいたします。
更新日:2019年3月17日
この1週間に届いた情報は前回と同じ8件でした。ご協力いただいた皆様に感謝いたします。
ヤマアカガエルの情報は新潟県や宮城県などから届きました。一方、秋田県南秋田郡大潟村でニホンアカガエルが産卵したとの報告がありました。この辺りがニホンアカガエルが分布する北限と言われていますから、ヤマアカガエルに続いてニホンアカガエルの前線も終点に到達したことになります。
さあ、間もなく北海道でもエゾアカガエルの産卵が始まると思います。お近くでアカガエルが産卵したら、是非、カエル探偵団までご一報いただきますようお願いいたします。
更新日:2019年3月10日
先週からの1週間で8件の情報が寄せられました。ご協力を頂いた団員の皆さんに感謝申し上げます。
さて、先週、仙台市に到達したヤマアカガエル産卵前線ですが、今週は更に北上し、ついに本州最北の青森県まで達しました。秋田県や長野県からも産卵情報が届きましたので、ヤマアカガエルの産卵はほぼすべての県で始まったと思われます。一方、ニホンアカガエルは栃木県日光市から報告がありましたが、東北地方からは連絡がありません。まだ産卵は始まっていないのかも知れません。
3月も残り20日間です。アカガエル産卵前線も終盤に入りますが、まだまだ空白の場所も残されています。お近くでアカガエルが産卵したら、是非、カエル探偵団までご一報ください。よろしくお願いいたします。
更新日:2019年3月3日
3月に入りました。この1週間で頂いた産卵情報は16件でした。ご協力頂いた皆さんに感謝申し上げます。
さて、ついに東北地方、宮城県仙台市からヤマアカガエル産卵の一報が届きました。昨年より4日、一昨年より2日早いですが、ほぼ同じと言って良いでしょう。今シーズンは出だしが早かったので、2月中に仙台に着くかと思っていたのですが、例年とそれほど変わらない結果となりました。この他、ヤマアカガエルの産卵は、栃木県と茨城県でも確認されました。一方、ニホンアカガエルの前線には新たに佐賀県、栃木県が加わりました。さあ、全国アカガエル産卵前線も終盤戦です。皆さんのお近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。
更新日:2019年2月24日
前回の更新から今日までに届いた情報は少なめの6件でしたが、産卵前線に変化がありました。ニホンアカガエルの前線が茨城県まで伸び、ヤマアカガエルの方もほんの少しだけ北上しました。次回の更新は3月になります。春が近づき、前線も急ピッチで北関東や東北に北上していくことでしょう。
更新日:2019年2月19日
この数日作業する時間が取れず、更新が遅れてしまいました。先週月曜日から今週日曜日までに9件の報告がありました。情報をお寄せ頂いた皆様にお礼申し上げます。
さて、今回、1月28日に対馬でチョウセンヤマアカガエルが産卵したという報告が届きました。昨年度の2月21日よりかなり早い産卵ですが、2017と2016年度は2月4日でしたので、ほぼ例年並みかも知れません。
ヤマアカガエルの産卵報告は神奈川県小田原市からの1件のみで、前線には動きがありませんでした。一方、ニホンアカガエルは、新たに鳥取県、大阪府、京都府、東京都で産卵が確認されました。北限は変わりませんが、徐々に空白地帯が埋まりつつあります。皆さんのお近くでアカガエルが産卵したら、是非、カエル探偵団までご連絡をお願いいたします。
更新日:2019年2月10日
前回の更新で、近畿中部地方の情報がないとお伝えしましたが、この1週間でたくさんの情報が届きました。情報をお寄せ頂いた一般の方と団員の皆さんに感謝申し上げます。
さて、やはり1月31日の雨がトリガーとなったようで、2月最初の1週間で各地でアカガエルの産卵がありました。まず、ニホンアカガエルの北限は新潟県上越市で変化ありませんでしたが、空白地域だった愛知県、三重県、岐阜県、石川県、千葉県で産卵が始まりました。特に愛知県豊田市では1月22日に産卵したそうですので、ニホンアカガエルの産卵前線は1月中に中部地方まで達していたようです。一方、ヤマアカガエルの前線には大きな動きがあり、北限が新潟県新潟市まで達しました。ニホンアカガエルと同様にやや飛び地になっています。この他、新たにヤマアカガエルの産卵が確認された地域は、広島県、奈良県、静岡県、東京都、埼玉県でした。概ねニホンアカガエルもヤマアカガエルも南関東までの地域では産卵が始まったようです。これからは、北関東、東北地方に前線が延びて行きます。それらの地域にお住まいの皆さん、アカガエルの卵塊を見つけたらカエル探偵団までご一報をお願いいたします。
更新日:2019年2月3日
2月最初の更新です。この1週間でカエル探偵団に届いた情報は8件でした。情報を提供頂いた皆様にお礼申し上げます。今シーズンは、記録的な小雨のために前線は停滞気味でしたが、1月31日にまとまった雨が降ったため、大きな動きがありました。まず、ニホンアカガエルがいきなり新潟県上越市で産卵しました。情報提供者によると、この辺りは降雪の少ない場所だそうです。同時に姫路市や宇部市でもニホンアカガエルの産卵が確認されました。前線図を見て頂くと分かるのですが、ニホンアカガエルは中四国までの広い範囲で産卵が確認されていますが、近畿中部からの報告はありません。上越市は完全に孤立しています。一方、今回ヤマアカガエルの産卵が埼玉県入間市や横浜市で確認されましたが、ニホンアカガエルと同様に近畿中部からの情報はありませんでした。要するにヤマアカガエルもニホンアカガエルも近畿中部が空白になっているのです。この理由は、探偵団の情報収集不足によるものなのか、実際に近畿中部ではまだ産卵が見られないのか、どちらなのでしょうか。もし、近畿地方や中部地方でアカガエルの卵塊を見つけたよ、という方がいらっしゃいましたら、是非、カエル探偵団にご一報頂ければ幸いです。
更新日:2019年1月27日
少し前線が動き始めたようです。この1週間に頂いたアカガエル産卵情報は9件でした。ご提供頂いた方にお礼申し上げます。まず、ニホンアカガエルですが、福岡県北九州市、広島県東広島市、岡山県玉野市で産卵が確認されました。人によって持ち込まれた個体群ですが、八丈島でも産卵があったようです。ヤマアカガエルの方は、今シーズン初めて日本海側に進出しました。島根県出雲市からの報告です。この他、福岡県北九州市と香川県東さぬき市でも新たに産卵がありました。1月も下旬になりましたので、これからはかなり急速に前線が北上するかも知れません。お近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までご連絡をお願いいたします。
更新日:2019年1月20日
先週同様アカガエル産卵前線は停滞気味です。この1週間での報告は3件、愛媛県東温市、同県西予市、高知県宿毛市から、何れもヤマアカガエルの産卵でした。前線の出だしが早かったので、ここまで停滞するとは予想できませんでした。太平洋側では比較的暖かい日が続いています。それなのにアカガエルの産卵が見られないのは、雨が少ないからでしょう。雨が降って地面が濡れないとカエルは産卵場所に移動できないのです。この渇水がどこまで続くか分かりませんが、まとまった降雨があれば一気に前線が活発化するのではないかと思われます。雨が降ったらお近くの田んぼや池に出かけてみて下さい。
更新日:2019年1月13日
雨が降らないせいでしょうか。アカガエル産卵前線は年明けから停滞したままです。この1週間で報告のあったのは1件だけ、千葉県君津市からヤマアカガエルの産卵の報告でした。ただし、見つかったのは1卵塊のみで、発見者の方もフライング気味ではないかというコメントがありました。暖かい房総半島でもまだ、本格的な産卵は始まっていないようです。
更新日:2019年1月6日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、この年末年始にかけてはアカガエル産卵前線もお休みモードで、寄せられた情報は3件のみでした。愛媛県西条市でヤマアカガエルの産卵が、長崎市でヤマアカガエルとニホンアカガエルの両方の産卵が、それぞれ確認されました。ニホンアカガエルの前線は九州に留まったままですし、ヤマアカガエルの方もあまり北上していませんが、それほど強い寒波は来ていませんので、1月中にかなり北上すると予想されます。お近くでアカガエルが産卵したら、是非、カエル探偵団までご連絡をお願いいたします。
更新日:2018年12月29日
12月に入って3回目の更新です。こんなに次々と情報が届くとは思いませんでした。24日に宮崎市でニホンアカガエルが産卵しました。26日に愛媛県大洲市、28日に愛媛県喜多郡内子町と大分市でヤマアカガエルの産卵も確認されました。これらの地域は去年も報告を頂いていますが、大洲市は去年と同じ日、内子町は7日早くなっています。宮崎市は17日も早い産卵でした。大分市に至っては21日も早くなっています。観察のタイミングにもよりますので、単純な比較はできませんが、印象としては今シーズンはアカガエルの産卵が例年以上に早そうです。皆さんのお近くでも普段よりかなり早く産卵するかも知れません。卵塊を見つけたら、是非、カエル探偵団にご一報下さい。
更新日:2018年12月25日
前回の更新で、そろそろヤマアカガエルの産卵もありそうと書きましたが、それからわずか3日で、ヤマアカガエルの初産卵の報告が届きました。和歌山県日高郡のビオトープで卵塊が3個見つかったそうです。ここはいつも報告頂いく場所ですが、去年より2日早い産卵です。さあ、これでヤマアカガエルの産卵前線もスタートですね。皆さんのお近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までご一報をお願いいたします。
更新日:2018年12月22日
アカガエル産卵前線が九州に上陸しました。12月19日、熊本市からニホンアカガエルの産卵情報が届きました。市内の自然公園の池で産みたての卵塊が5つ見つかったそうです。昨年度は12月26日のヤマアカガエル(四国と紀伊半島)でスタートでしたが、今年はニホンアカガエルが最初となりました。おそらくヤマアカガエルの産卵も間もなくだと思われます。西日本の暖かい沿岸にお住まいの皆さん、お近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までご一報下さい。
更新日:2018年11月26日
お待たせしました。ようやく今シーズンのアカガエル産卵前線が始まりました。いつものように奄美大島からアマミアカガエル産卵の一報です。初産卵があったのは11月1日だそうです。ちょっと遅くなりましたが、それでも一番乗りには変わりません。12月に入るとリュウキュウアカガエルやニホンアカガエルなども産卵を始めると思います。お近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までお知らせ下さい。皆さんからのご報告をお待ちしています。
カエル探偵団では皆さんからの情報をお待ちしております。 お近くでアカガエルが産卵したら是非カエル探偵団までご一報いただければ幸です。(詳しくはこちらから)ご協力をお願いいたします。なお、地図では距離が近すぎてマークが重なる 場所は省略されています。 詳しくお知りになりたい方、産卵前線を文字データで情報をご覧になりたい方、地名をお知りになりたい方はテキスト版をご利用下さい。