ヤエヤマアオガエル 

アオガエル科 アオガエル属 Rhacophorus owstoni (Stejneger, 1907)

 

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オス、沖縄県石垣島

 
卵 ・ オタマ    鳴 き 声    文献 ・ 資料     写 真  

  オーストンアオガエルの別名をもつ先島諸島の固有種です。シュレーゲルアオガエルやオキナワアオガエルとは全く違った非常に長く複雑な構造をもつ独特な鳴き声を発します。
石垣島と西表島に棲むアオガエルです。すべての指に大きな吸盤、指間にはみずかきを持ちます。大腿部の下部は赤地に小さな黒い斑紋があります。

分布

 石垣島、西表島

生態

 おおむねアマミアオガエルやオキナワアオガエルと同じですが、雄の鳴き声は全く異なります。低地から山地までふつうに見られ、水田や湿原周辺の森林に生息します。

生息場所

 山地や平野の林に生息しますが、人家近くや畑などの周囲にもいます。

繁殖

 繁殖期は非常に長いが、盛期は12-3月です。水田や水たまりの周辺、湿地の地面や草むら、池の岸などで繁殖します。雌は地上または半地中にクリーム色で泡状の卵塊を産むが、石垣島の一部では樹上に産卵することもあります。

大きさ・色

 成体の大きさは、雄で42-51(平均45)mm、雌で50-67(平均56)mmくらいです。体色は緑色です。
卵の大きさは2.5mmほどで、黒色素をもたず、全体がクリーム色です。幼生は成長すると全長60mmほどに達します。
 

保全情報

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各県のレッドデータと保全情報

各県のレッドリストカテゴリーは、制定当時の環境省カテゴリーと同等の場合はそのままのカテゴリー名で書いています。
○はその県に生息している、---は生息していないことを示します。
*は、県独自カテゴリーを示します。

    カテゴリ   その他
沖縄県    

ハペ文化

地方名

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ハペ文化

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その他

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文献・資料

書籍

  • 佐々木健志・山城照久・村山望, 2016, 生態写真と鳴き声で知る沖縄のカエル全20種, 新星出版株式会社, 沖縄
  • 松井正文, 2016, ネイチャーウォッチングガイドブック日本のカエル, 誠文堂新光社, 東京
  • 関慎太郎, 2016, 野外観察のための日本産両生類図鑑, 緑書房, 東京
  • 内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎, 2002, 決定版日本の爬虫両生類, 平凡社, 東京
  • 前田憲男・松井正文, 1999, 改訂版日本カエル図鑑, 文一総合出版, 東京

学術論文

著者, 発行年, 論文タイトル, ジャーナル名, 巻号, ページ

原記載(1907年)

  • Stejneger, L. 1907. Herpetology of Japan and adjacent territory. Bulletin of the United States National Museum 58: xx + 577.

最新記載(1981年)

  • Kuramoto, M., and T. Utsunomiya. 1981. Call structures of two frogs of the genus Rhacophorus from Taiwan, with special reference to the relationships of rhacophorids in Taiwan and the Ryukyu Islands. Japanese Journal of Herpetology / Hachū ryōseiruigaku zasshi 9: 1–6.

ウェブ・メディアなど

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  • 新聞など媒体名, 発行年月日, 記事見出し, (URL)

その他

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