エゾアカガエル 

アカガエル科 アカガエル属 Rana pirica Matsui, 1991

 

ezoakagaeru01

オス、北海道

 
卵 ・ オタマ    鳴 き 声    文献 ・ 資料     写 真  

 北海道に広く分布するアカガエル。全体にぼってとした感じの体型をしていて、他のアカガエルと比べると後足も短いようです。雄の方が小型です。吸盤は持たず、後足の指の間に発達した水かきを持ちます。

分布

 北海道

生態

 非繁殖期は、水辺から離れて暮らします。

生息場所

 平野部を中心に草むらや林床で見かけます。

繁殖

 繁殖期は、雪解け後に始まるので、場所により異なります。平野部では4月から5月頃始まるようです。繁殖場所は、浅い流れのない水辺です。

大きさ・色

  体長は、40mm~70mmくらい。
体色は灰色がかった焦げ茶色から黄土色に近い茶色まで、個体変異があります。背中の両脇の背測線は目元で少し折れ曲がって、鼻先まで続きます。背中に小さな隆起を伴う黒い斑紋を持つ個体もいます。

保全情報

  • -

各県のレッドデータ情報

各県のレッドリストカテゴリーは、制定当時の環境省カテゴリーと同等の場合はそのままのカテゴリー名で書いています。
○はその県に生息している、---は生息していないことを示します。
*は、県独自カテゴリーを示します。

    カテゴリ   その他
北海道   利尻島個体群:地域個体群(2001) → 絶滅のおそれのある地域個体群(2015)
礼文島個体群:地域個体群(2001) → 絶滅のおそれのある地域個体群(2015)
奥尻島個体群:カテゴリなし(2001) → 絶滅のおそれのある地域個体群(2015)
 
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ハペ文化

地方名

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ハペ文化

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その他

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文献・資料

書籍

  • 日本爬虫両棲類学会編, 2021, 新日本両生爬虫類図鑑, サンライズ出版, 滋賀
  • 関慎太郎, 2021, 野外観察のための日本産両生類図鑑  第3版, 緑書房, 東京
  • カエル探偵団編, 2020, 見つけて検索!日本のカエルフィールドガイド, 文一総合出版, 東京
  • 松井正文・前田憲男, 2018, 日本産カエル大鑑, 文一総合出版, 東京
  • 松井正文, 2016, ネイチャーウォッチングガイドブック日本のカエル, 誠文堂新光社, 東京
  • 関慎太郎, 2016, 野外観察のための日本産両生類図鑑, 緑書房, 東京
  • 内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎, 2002, 決定版日本の爬虫両生類, 平凡社, 東京
  • 前田憲男・松井正文, 1999, 改訂版日本カエル図鑑, 文一総合出版, 東京

学術論文

著者, 発行年, 論文タイトル, ジャーナル名, 巻号, ページ

原記載(1991年)

  • Matsui, M. 1991. Original description of the brown frog from Hokkaido, Japan (genus Rana). Japanese Journal of Herpetology / Hachū ryōseiruigaku zasshi 14: 63–78.

最新記載(2007年)

  • Hillis, D. M. 2007. Constraints in naming parts of the tree of life. Molecular Phylogenetics and Evolution 42: 331–338.

 

  • 川村智治郎. 1943. 兩棲類に於ける交雜の研究I:ニホンアカガヘル雌とエゾアカガヘル雄との種間雜種. 動物学雑誌. 55 (9.10):315-330.

ウェブ・メディアなど

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  • 新聞など媒体名, 発行年月日, 記事見出し, (URL)

その他

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